今回は自分辞典の6色の中のうち、ホワイトについてみていきます。
ホワイトの人は、こんな悩みをもっているのが特徴です。
- 自分が何者なのかを知りたい
- 自分に向いていることを知りたい
- 周りとは何だか違うと感じる
- 自分を理解してもらいたい
- 自分でも個性的な部分を認めたい
実は私、診断結果がホワイトでした。
上記のことを考えたり、思ったりしたからこそ、自分辞典のアドバイザーの勉強をすることで、より自分の事や他のカラーのことが理解が深まると感じ、アドバイザー取得を決めました。
この記事では網羅的にホワイトの解説をしていますが、ホワイトの人もそうでない人もホワイトの理解を深めることで、自分のことをより深く知ることができます。
また身近な人がホワイトの傾向があれば、その人の個性や長所、苦手なことを知って、お互いフォローし合う関係であったり、お互いの良さを認め合い、円滑なコミュニケーションへのヒントになります。
それでは、ホワイトの特徴から見ていきましょう。
自分辞典 ホワイトの分析【内向的未来志向】
基本的にはクリエイター気質で、一匹狼であり、人と群れることを好まず、自分1人で向き合っていることが好きです。
まさに自分の世界に没頭しているときに、新しいアイディアが浮かびやすいタイプ。
自分が行ったことが他人に評価されると言うことよりも、むしろ自分が作り出した作品や商品などが評価されたいという、承認欲求があります。
常に未来のビジョンに向かって行動するタイプで、あまり過去に対しての執着がありません。
物事を感覚的に捉えて判断するところがあるため、リスクを考えずに思い立ったら即行動!という特徴があります。
お金に対しての関心は薄いため、新しいアイデアを形にしたり商品にする際もあまり損得勘定を考えることがありません。
飽きっぽいところがあるため、一度取り掛かった作品やプロジェクトなどを最後まで完成させる前に、途中から他のことに取り組む事もあるでしょう。
自分の世界をしっかり持っていて、安定志向ではなく、安定を捨ててでも未来の理想に向かっていくことを重要視するタイプ。
こだわりが強いため、他の人の意見を聞き入れないところもあったりしますが、そこが長所でもあり、人に流されず、理想の世界を貫くことができる人とも言えますね。
また、ホワイトは自分辞典の大きな分類でいうと、内向型であり、未来志向の人です。
こちらで内向型と未来志向について、該当箇所だけピックアップして読めるようになっているので、チェックしてみてくださいね。
自分辞典 カラー診断のポイント【外向と内向/過去・現在・未来思考】
自分辞典 ホワイト 有名人の例
- スティーブ・ジョブス
- 宮崎駿監督
- ココシャネル
- キングコング 西野亮廣
- 嵐 大野くん
- 蜷川実花
「この作品、この商品を見たら、このアーティスト!」という統一感や世界観がある方ばかりではないでしょうか。
ホワイトさんは自分の思考だったり、考えを周りの人に話したりすると周りとだんだん自分が合わなくなってくるという感覚を持ち始め、悩みを抱える人が多いです。
それによって「自分は他の人と違うんだ」と言う認識が芽生え、そのためだんだんと心を開かなくなってしまったり、また自分自身のことを否定してしまう人もいます。
「人と違っていいんだ」ということが自分でも感じることができ、また周りに受け入れられると、ホワイトさんの魅力が発揮されていきます。
「ありのままで生きることの大事さ」に気づけることで、ホワイトさんのよさがよりいっそう引き立つことでしょう。
自分辞典 ホワイト 得意&苦手
得意なことは?
- 0から1を生み出すこと(ゼロベース思考)
- 想像力を働かせること
- 自分の個性を重視すること
苦手なことは?
- 1つのことを最後まで終わらせること
- 同じ作業を繰り返す
- 周りの人に合わせること
自分辞典 ホワイト 向いている役割
- アイディアを出すこと
- 世界観を出すこと
- 新しい企画を出すこと
- 感性をいかすこと
自分辞典 ホワイト 向いている仕事
- メイクアップアーティスト
- ネイリスト
- フォトグラファー
- イラストレーター
- 小説家
- クリエイター
- デザイナー
まさに0から1を生み出す仕事ばかりですね。
独自の発想やクリエイティブな時間が仕事になっていくイメージと言えるでしょう。
ホワイトさんの仕事においては、ある程度自由にのびのびできる事が重要で、会社勤めや組織で働くことがあまり向かない人も多いです。
しかし、会社勤めであっても自由な社風や、クリエイティブな要素が重視されるような部署や仕事内容だと、やりがいや喜びを感じることができるでしょう。
ルーティン作業が苦手なため、同じ作業をするような仕事が求められる場合だと、後天的にブルーやグリーンのカラー(スキル)が伸びていないとなかなか仕事に馴染めない場合があります。
自分辞典 ホワイト【まとめ】 ~個性的で独自の世界観とこだわりのある人~
ファッション
- 個性的で独特の人も多い。(他の人とかぶりたくないという考え)
- 流行を追うというよりも、自分の好きを重視するタイプ。
コミュニケーション
- マイワールド全開。自分の世界観を重要視する。
- 話し方や雰囲気が独特で、その人独自の空気感がある。
- その場の話の流れとは違うことを発言したり、行動したりする人が多い。
- 自分の世界に浸っている人が多い。そのため空気を読むのが苦手な傾向。
- あまり人に対しての興味がないが、その反面、自分の作品や内面に対しての興味があるとも言える。
考え方、思考
- 頑固である、または人に流されないと言うよりかは、その人本人の個性だったり、こだわりが強いと言う特徴がある。
- 自由を愛する人たちでもある。
- 作品や商品、アイディアを見出した途端に、興味がなくなる場合がある。(燃え尽き症候群のような傾向。)
苦手なこと
- 平均点をまんべんなくとるというのが難しいタイプ。
(例えば、音楽や美術の科目は得意であっても、数学が苦手など、何かの才能やスキルが突出している場合が多い。)
周りの人にホワイトの人がいたら、どう付き合えばいい?
これまでの日本の教育の考え方として、基本的には協調性であったり、どの点もまんべんなく取ったり、平均点を取ることを重視する考え方が重要視されてきました。
自分辞典のホワイトの人は、周りの環境であったり、周囲の人たちに合わせる事が辛いと感じる人も多いため、自分の個性そのものがコンプレックスになりやすい人も多いです。
そのため自分の価値観を周囲の人たちが理解を示してくれたり、また、自分の個性やスキル、長所を活かせる環境に身を置くことで、いきいきと過ごせるでしょう。
ホワイトは人と違うことを気にしている人が多いので、周囲の人達が寄り添ってあげると良い人間関係が構築できます。
【終わりに】 自分辞典を活用して、自分の強みを生かして、生きやすさと自分の能力を改めて見つめてみよう
自分辞典の根本の考え方には、自分辞典を使って、各カラーの強みや苦手なことを知ることで、自分の強みを活かしたり、生きやすさを見出すことがあります。
自分を理解することで、周りの人との関わりを見直すことができたり、どのように仕事を依頼したり、また自分の能力を活かしていくか、などさまざまな生活シーンにいかすことができるでしょう。
客観的に自分を知るツールとして、自分辞典を活用していきましょう。