イメージコンサルタントの仕事

イメージコンサルタントに向いている人ってどんな人?その5つの特徴

イメージコンサルタントに向いている人
  • 異業種からチャレンジして、イメージコンサルタントで起業してみたいけど、向いているかな?
  • ホームページやインスタでイメージコンサルタントの人を見るとすごい人ばかりだなぁ…私もなれるかな?
  • イメージコンサルタントの講座をスタートして、もし自分に向いてなかったら、どうしよう?

私もイメージコンサルタントになる前は、このような悩みを抱えながら、仕事後にスマホでインスタやホームページをたくさん見てイメージコンサルタントの情報収集をしていました。

私はイメージコンサルタントの講座で100時間のトレーニングを受講しました。予習復習、試験勉強、プレゼン準備には講義の3倍はかかっていました。

結果として、300時間以上は勉強しました。

受講生や卒業生との交流をする中で見えてきた傾向を踏まえて、今回はイメージコンサルタントに向いている人について、5つの特徴にまとめてみました。

「イメージコンサルタントに向いている人」とは?

  1. 人やファッション、カラー、マナーに対して興味がある
  2. クライアントの個性を尊重し、最後まで話を聞くことができる
  3. フィードバックが的確である
  4. クライアントの目的達成のために一緒にゴールまでサポートできる
  5. 継続して勉強できる

人やファッション、カラー、マナーに対して興味がある

イメージコンサルタントの仕事でメインとなるのが、ファッションやメイク、マナーなどがあります。

まずはイメージコンサルタントになるための勉強を本格的にする前にこれらに興味がわくかどうかがポイントになります。

イメージコンサルタントはクライアントとカウンセリングを通じて向き合います。

イメージコンサルタントは内面、外見の両方から解決策を見出し、問題解決のしながら、クライアントが望む理想を一緒に作り上げていきます。

ここでは、イメージコンサルタントがクライアントに興味・関心をもって接することが重要です。

イメージコンサルタントは接客業ですので、人やモノに関心があり、人の心の動きや感じ方を察知することが必要になります。

クライアントの個性を尊重し、最後まで話を聞くことができる

イメージコンサルタントは、コンサルティング業であるため、クライアントと双方向のコミュニケーションができるスキルが必須です。

変化の激しい現代ではファッションや人のライフスタイル、価値観が多様化しています。

クライアントの幅は様々であり、経営者、会社員、主婦などがいらっしゃいますが、コンサルティングの方向性を決めるにあたり、職種や業界、先入観で判断することはしません

また、価値観、ライフスタイル、ファッションやメイクなどにかけられる時間や費用なども人によって違ってきます。

クライアントの個性を尊重することが大事で、まずは話を聞いてニーズや考えを知ることが前提となります

そのうえで、イメージコンサルタントの知識や経験に基づいてのコンサルティングを行っていきます。

フィードバックが的確である

イメージコンサルタントが提供する商品の一つとして、資料等を渡すことがあります。

資料の分かりやすさ、見やすさ、またクライアントに気に入って頂けるかどうかも大事になります。

しかしながら、基本的には形の見える商品ではなく、見えない商品をイメージコンサルタントは提供しているため、クライアントが理解し、納得することが重要です。

そのため、「なぜ、この色なのか」「このデザインなのか」などの理由や根拠も明確な理論に基づいて、正確に、わかりやすく伝えることが必要です。

例えば、男性であれば、より数値化されたフィードバックを好む傾向がありますので、時系列でかつ数値を用いて論理的に結論から話すことが重要です。

女性はとくに感情の表現が豊かな方が多いと言われていますので、クライアントの気持ちに寄り添い、共感することが大切です。

しかし、感情の流れで話の道筋がずれてしまい「結局、このフィードバックで言いたいことは何だったのか?」となってしまいわないように、ポイントを押さえて説明することが大事です。

このように、クライアントに応じて

  • 話し方を変える
  • 話の流れを考えて話す

ことでクライアントが納得し、安心してサービスを受けて頂くことができます。

ここで重要なのが、以下の2つです。

  • クライアントがサービスを受けた後に、自分で明確にカウンセリングの内容を思い出すことができる。
  • イメージコンサルタントがいなくても、家に帰った時にでメイクの仕方や、色の組み合わせがクライアント一人でもできるような説明ができている。

クライアントが「私にもできた!」と実感できることが、すなわち満足度につながるのです。

クライアントの目的達成のために一緒にゴールまでサポートできる

まず、イメージコンサルタントはクライアントとカウンセリングを行います。

その際に、ゴールを決めます。

  • 何のコンプレックスを抱えていていて、どんな風になりたいのか
  • どんな風に見られるようになりたいのか 

このように、クライアントの目標達成をするために、入念なカウンセリングから始まります。

ここでイメージコンサルティングの7割が決まると言っても過言ではありません。

ここで目的やニーズをはっきりとさせておかないと、このあとの診断、分析、資料作成において、クライアントの求めるものや結果が違ってしまうためです。

例えば単発のカラー診断であれば、その場ですぐに結果がでますが、総合的なコンサルティング内容は多岐にわたります。

(ヘア、メイク、心理カウンセリング、体型分析、ファッションコーディネート、配色提案等)

そして、クライアントの印象を総合的かつ多面的に分析し、フィードバック用の資料を作成します。

身近な表現でいうと、総合的な人間ドックに近いかもしれませんね。

正直、クライアントとのコンサルティングよりも、事前のリサーチや、分析、資料作成にかかる時間の方が多くなります。

私はサービスを受ける側とイメージコンサルタントとしての提供側の両方を経験していますが、見えないところでの準備が正直ここまでかかるとは思っていませんでした。

でも何でもそうだと思うのです。

  • 会社でプレゼンをする
  • 音楽や演劇で表現する
  • スポーツ大会に参加するために練習する
  • お母さんが家族のために料理をしている時間など

家族みんなが食べるのは一瞬ですが、その事前準備が大変だったりしますよね笑。

  1. お客様とのカウンセリング
  2. 診断結果とフィードバック
  3. フォロー

これが一連のサービスとなりますので、ゴール達成まで、最後まで丁寧なサービスを意識することが重要です。

また一方で、

  • クライアントに喜んでもらいたい
  • 笑顔になってもらいたい

というのがイメージコンサルタントにとって大きなモチベーションになるのです。

継続して勉強できる

基本的にはどこのイメージコンサルタント養成スクールでもコースが終了すれば修了書の授与があります。

卒業後の活躍は実に様々です。

  • 企業に所属しながらスキルを発揮する
  • 独立起業する
  • セミナー講師として活躍する
  • イメージコンサルタント養成スクールを開講する、等

資格というものはアピールポイントになりますし、一定のトレーニングを終了した証明にはなりますが、あくまでも通過点になるでしょう。

イメージコンサルタントとして、クライアントや企業に対してサービスを提供し続けるには、自身の成長が不可欠です。

イメージコンサルタントの業界やファッション、色のトレンドなどもあります。

今回のコロナの件で、イメージコンサルタントに限りませんが、サービスの見直し、時代のトレンドやニーズに乗るという感覚も非常に重要であることは多くの方が実感していることでしょう。

どの仕事もそうですが、自身の業界ではだけでなく、他の業界のサービスを参考にしたり、時代の変化を恐れることなく、アンテナを常に張っておく必要があります。

イメージコンサルタントは、「メイクとカラーとファッションの専門家」と認知されていますが、それらに限定せず、印象をマネジメントするプロです。

印象は人、モノすべてに存在します。

そのため、イメージコンサルタントは様々な知識をもつことや、診断力は必要なスキルではあるものの、感性を常に磨くことは非常に重要になってきます。

美意識を磨き、自分を高めることで、より自分の学びをクライアントに還元することができるのです。

私自身も、このようなブラッシュアップを行っています

  • 所属している協会での定期刊行物でインプット
  • カンファレンス参加
  • 業界以外のセミナーに参加する
  • 業界内外のビジネスの動向をウォッチする

ジャンル問わず「この先生に習いたい!」と思った先生に学べるよう、環境を整えながら行動しています。

結果として、多様性を認め、個性を尊重したイメージコンサルタントの仕事につながってくるのです。

【まとめ】イメージコンサルタントに向いている人の特徴

それでは、今日のまとめです。

  1. 人、ファッション、カラー、マナーに対して興味がある
  2. クライアントの個性を尊重し、最後まで話を聞くことができる
  3. フィードバックが的確である
  4. クライアントの目的達成のために一緒にゴールまでサポートできる
  5. 継続して勉強できる

イメージコンサルタントが扱うテーマは実に様々となります。

これまでの人生経験、社会人経験、得てきたビジネススキルを活かして、イメージコンサルタントになることができます。

イメージコンサルタントになるための適正がある、ないという判断ではなく、むしろ自分ができることや得意なことをイメージコンサルタントの仕事と掛け合わせることで、他にはないサービスや強みなどを生み出すことができます。

その前提として、イメージコンサルタント自身の自己肯定感も重要です。

なぜなら、クライアントと向き合い、自分自身が商品になるのがイメージコンサルタントの仕事だからです。

自分自身のスキルアップもでき、そして自身を高めながらクライアントをサポートできるのがイメージコンサルタント仕事なのです。